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ソフトウェアの初期設定

各ソフトウェアで必要な初期設定について解説します。

1. Beam Lake Lane

あらかじめ、標的装置とコンピュータを接続したうえで、標的装置の電源を投入しておいてください。 また、管理用コンピュータで、Beam Lake Brokerを起動しておいてください(Windowsサービスに登録済みの場合は、すでにバックグラウンドで起動していますので、別途起動する必要はありません)。

備考

Beam Lake Laneを練習用途でスタンドアロンで使用する場合は、管理用コンピュータを用意する必要はありません。

  1. Beam Lake Laneを起動してください。

  2. 画面右上の歯車ボタンを押下し、設定画面を表示してください。

    歯車ボタン

  3. 標的接続設定で、USBシリアルポートを接続したCOMポートを選択してください。標的装置の機種には、接続した標的装置の型式を選択してください。設定ができたら、適用を押下します。

    標的接続設定

    ヒント

    標的接続時に確認したCOMポートを選択します。

  4. ブローカー接続設定で、ホスト欄に、Beam Lake BrokerがインストールされているコンピュータのIPアドレスを入力します(同一のコンピュータにインストールしている場合は、localhostと入力します)。標的番号には、この選手用コンピュータに該当する標的番号を入力します。設定ができたら、適用を押下します。

    ブローカー接続設定

    備考

    Beam Lake Laneを練習用途でスタンドアロンで使用する場合は、この手順は不要です。

    危険

    標的番号は、他の選手用コンピュータと異なる値を設定してください。 重複する番号を設定した場合、データ通信が正しく行われません。

    ヒント

    Beam Lake Broker以外の汎用的なMQTTブローカーを利用する場合は、ブローカー接続設定の各項目をご利用の環境に合わせて設定してください。MQTTS通信を行う場合は、証明書ファイルを指定する必要があります。

    ヒント

    Beam Lake Brokerの既定の通信ポートは9883番ですが、他のポート番号に変更することもできます(Windowsサービスに登録している場合を除く)。 Beam Lake Brokerの起動引数として、-p 1234というように-pオプションとポート番号を指定することで、このポート番号でブローカーが起動します。 Windowsの場合、Beam Lake Brokerのショートカットファイルのプロパティから、起動引数を変更できます。

    Beam Lake Brokerのショートカットプロパティ

  5. 標的の接続を押下し、ステータスが接続済みとなることを確認します。

    標的へ接続

    備考

    接続試行中のままとなる場合は、標的接続設定が正しいかどうかを確認してください。

    標的への接続が試行中のまま

  6. ブローカーの接続を押下し、ステータスが接続済みとなることを確認します。

    ブローカーへ接続

    備考

    Beam Lake Laneを練習用途でスタンドアロンで使用する場合は、この手順は不要です。

    備考

    接続試行中のままとなる場合は、ブローカー接続設定が正しいかどうかを確認してください。 それでも接続できない場合は、ブローカーに接続できないときのチェックポイントをご確認ください。

備考

Beam Lakeを使用した競技中は、標的およびブローカーを常に接続済みの状態にしておく必要があります。 アプリケーション起動時に標的へ自動的に接続するおよびアプリケーション起動時にブローカーへ自動的に接続するをオンにすると、Beam Lake Lane起動時に、自動的に接続処理を試みるようになります。

自動接続設定

2. Beam Lake View

あらかじめ、管理用コンピュータで、Beam Lake Brokerを起動しておいてください(Windowsサービスに登録済みの場合は、すでにバックグラウンドで起動していますので、別途起動する必要はありません)。

  1. Beam Lake Viewを起動してください。

  2. 画面右上の歯車ボタンを押下し、設定画面を表示してください。

    歯車ボタン

  3. ブローカー接続設定で、ホスト欄に、Beam Lake BrokerがインストールされているコンピュータのIPアドレスを入力します(同一のコンピュータにインストールしている場合は、localhostと入力します)。設定ができたら、適用を押下します。

    ブローカー接続設定

    ヒント

    Beam Lake Broker以外の汎用的なMQTTブローカーを利用する場合は、ブローカー接続設定の各項目をご利用の環境に合わせて設定してください。MQTTS通信を行う場合は、証明書ファイルを指定する必要があります。

    ヒント

    Beam Lake Brokerの既定の通信ポートは9883番ですが、他のポート番号に変更することもできます(Windowsサービスに登録している場合を除く)。 Beam Lake Brokerの起動引数として、-p 1234というように-pオプションとポート番号を指定することで、このポート番号でブローカーが起動します。 Windowsの場合、Beam Lake Brokerのショートカットファイルのプロパティから、起動引数を変更できます。

    Beam Lake Brokerのショートカットプロパティ

  4. ブローカーの接続を押下し、ステータスが接続済みとなることを確認します。

    ブローカーへ接続

    備考

    接続試行中のままとなる場合は、ブローカー接続設定が正しいかどうかを確認してください。 それでも接続できない場合は、ブローカーに接続できないときのチェックポイントをご確認ください。

備考

Beam Lakeを使用した競技中は、ブローカーを常に接続済みの状態にしておく必要があります。 アプリケーション起動時にブローカーへ自動的に接続するをオンにすると、Beam Lake View起動時に、自動的に接続処理を試みるようになります。

自動接続設定

3. Beam Lake Control

  1. Beam Lake Controlを起動してください。

  2. 右上のメニューボタンを押下し、設定を押下します。

    設定メニュー

  3. 印刷設定(OS設定)を押下し、プリンタの設定を行います。これは、スコアレポート(個票)などを印刷する際の設定です。

    印刷設定ボタン

    印刷設定画面

  4. 選手が競技終了後に、自動的にスコアレポートを印刷したい場合は、競技終了時に自動印刷するレポートタイプでスコアレポートを選択して、適用を押下します。

    自動印刷

  5. SIUS Rankに得点データを連携したい場合は、データリンクメニューを押下し、SiusRank互換リンク機能を有効にするをオンにします。設定ができたら、適用を押下します。

    SIUS Rankリンク

4. ブローカーに接続できないときのチェックポイント

  • Windowsでのチェックポイント
    • Windowsファイアウォールにより、通信がブロックされている可能性があります。 Microsoftサポートページを参考に、ブローカープログラム(broker-x64.exe または broker-arm64.exe)での受信通信を許可するように設定してください。
    • ネットワークプロファイルが「パブリック」になっている場合、別のコンピュータと通信できなくなっている可能性があります。Beam Lakeを使用するすべてのコンピュータで、ネットワークプロファイルは「プライベート」にするようにしてください。(WiFi使用時のプロファイル変更方法はMicrosoftサポートページをご確認ください。有線接続時のプロファイルも、似た手順で変更可能です。 )
  • スイッチ装置または無線LANアクセスポイントのチェックポイント
    • ゲスト用のネットワークに接続していないかご確認ください。ゲスト用ネットワークの場合、別のコンピュータと通信できなくなっている可能性があります。
    • スイッチ装置のルーティング設定が正しいかどうかを確認してください。
    • ブローカーがインストールされているコンピュータのIPアドレスが固定化されているか確認してください(コンピュータ側で手動割当設定している場合を除く)。